注目キーワード

> イノベーション

森林のCO₂吸収量をAIで可視化。森林価値をデータで証明!

アメリカ・スタンフォード大学などの研究チームが、AIと衛星データを活用した森林炭素量の高精度測定技術を開発。カーボンクレジット市場の信頼向上や再植林への資金流入促進が期待されている。

※写真はイメージです ©Stefano Tammaro/Shutterstock.com

森林の炭素量を見える化
市場の信頼を支える新技術

米スタンフォード大学などの研究チームは、AIと衛星データを活用し、森林や生態系が吸収するCO₂量を高精度で測定・検証する技術を開発した。衛星画像にLiDAR(レーザー測量)データや機械学習を組み合わせることで、樹高や森林の炭素量を30m解像度で可視化。従来の現地調査に頼らず、大規模かつ低コストでMRV(温室効果ガスの測定・報告・検証)を実現できる点が特徴だ。

透明性の高い検証が可能になれば市場への信頼向上につながり、森林保全や再植林への資金流入を後押しする基盤技術として期待が高まっている。森林破壊を抑制できた場合のみクレジット化する仕組みづくりにも、活用が期待される。加えて、地域社会への資金還元の迅速化につながる可能性もあるということだ。

DATA

米スタンフォード大学


文/Ellis

FOREST JOURNAL vol.28(2026年夏号)より転載

 

林業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. オカダアイヨンの林業機械4選。「切る・つかむ・集める・破砕する」で現場を効率化
  2. ハーベスタの能力を引き出す日本キャタピラーの林業仕様機。 最適な組み合わせで現場の生産性を高める
  3. 【2025年版 チェンソー7選】メーカーに聞く「林業向け」機種、最適な1台は?
  4. 流木や古材に生命を宿す、地球を守る家具職人 日常生活で木に親しむヒントは
  5. 林業用ヘルメットがクマ対策に!? 仕掛け人に聞く「PROTOS®」は、なぜ有効か
  6. 超軽量2.3kgと冴える切れ味! 名機「CS252T」が選ばれ続ける理由
  7. フリーマガジン「フォレストジャーナル」最新秋号 9/1発行!
  8. 諸岡の林業機械4選。フォワーダの進化と木材破砕機で現場の生産性を向上
  9. ベテランフォレスターが徹底比較! 現場目線で語るアイテム試着レビュー【ヘルメット編】
  10. 【林野庁】来年度概算要求、「森の国・木の街」の実現に向け建築物の木造化・木質化を推進

フリーマガジン

「FOREST JOURNAL」

vol.29|¥0
2026/9/1発行

お詫びと訂正

» Special thanks! 支援者さま一覧はこちら