森林のCO₂吸収量をAIで可視化。森林価値をデータで証明!
2026/09/07
アメリカ・スタンフォード大学などの研究チームが、AIと衛星データを活用した森林炭素量の高精度測定技術を開発。カーボンクレジット市場の信頼向上や再植林への資金流入促進が期待されている。
※写真はイメージです ©Stefano Tammaro/Shutterstock.com
森林の炭素量を見える化
市場の信頼を支える新技術
米スタンフォード大学などの研究チームは、AIと衛星データを活用し、森林や生態系が吸収するCO₂量を高精度で測定・検証する技術を開発した。衛星画像にLiDAR(レーザー測量)データや機械学習を組み合わせることで、樹高や森林の炭素量を30m解像度で可視化。従来の現地調査に頼らず、大規模かつ低コストでMRV(温室効果ガスの測定・報告・検証)を実現できる点が特徴だ。
透明性の高い検証が可能になれば市場への信頼向上につながり、森林保全や再植林への資金流入を後押しする基盤技術として期待が高まっている。森林破壊を抑制できた場合のみクレジット化する仕組みづくりにも、活用が期待される。加えて、地域社会への資金還元の迅速化につながる可能性もあるということだ。
DATA
文/Ellis
FOREST JOURNAL vol.28(2026年夏号)より転載














