空中間伐を実現するドローン技術。CO₂排出抑制と安全性、省力化を同時に実現
2026/08/24
ドローンが樹木を空中で伐採・運搬する「空中間伐」技術が登場。重機不要で土壌を傷つけず、省エネ・低CO2も実現するスウェーデンの革新的な林業DX事例を解説する。
メイン画像:©AirForestry
重機に頼らず空から伐採
スウェーデンの間伐技術
スウェーデンのAirForestry社は、ドローンを使って樹木を空中から間伐する革新的な「空中間伐」技術を開発している。電動ドローンが対象木の頂部を掴み、下降しながら枝払いを行い、幹を切断して最寄りの道路まで運搬する。地上に重機を入れないため、土壌や周辺の樹木を傷つけず、林道造成も不要。
©AirForestry
これにより従来作業道として使われていた森林面積の約20%を解放でき、森林の炭素吸収能力や生物多様性の向上にもつながる。
全工程は100%電動で、エネルギー使用量は従来比で約50%削減。CO₂排出抑制と安全性、省力化を同時に実現する次世代の低インパクト林業として注目されている。
DATA
文/Ellis
FOREST JOURNAL vol.27(2026年春号)より転載













