注目キーワード

イノベーション

木材売買の未来が変わる……!? AIが森林資源の樹種や品質を予測

地理情報システム(GIS)をベースとして、衛星画像やセンシング、気象、地理データなどを人工知能(AI)が解析し、効率的な木材売買へと繋げるソリューションがフィンランドで開発中だ。

AIがデータを解析し、
木材売買における手間を削減

「リンダフォレスト」は、フィンランドのスタートアップ企業「コレクティブ・クランチ」が開発している林業マネジメントシステム。

地理情報システム(GIS)をベースとし、衛星画像データやセンシングデータ、気象データ、地理データなどを人工知能(AI)が解析して、林業地ごとの森林資源の樹種やその質量、品質などを精緻に予測する仕組みだ。


CollectiveCrunch

木材生産者は、森林資源に関する精緻な予測を効率的に得られることで、現地調査に要するコストや労力を軽減し、木材生産の効率化や木材の最適な値付けに役立てることができる。また、木材加工業者にとっても、「リンダフォレスト」の予測データは、用途に合った木材を効率的に調達するうえで有用な情報だ。

森林資源のマネジメントや木材の売買を最適化するソリューションとして期待が寄せられている。

DATA

CollectiveCrunch

林業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. 【2025年版 チェンソー7選】メーカーに聞く「林業向け」機種、最適な1台は?
  2. ベテランフォレスターが徹底比較! 現場目線で語るアイテム試着レビュー【ヘルメット編】
  3. モンベルの2025秋冬・最新林業用品をチェック!視認性を高める配色や機能性に優れた道具を紹介
  4. 「頑張って成果を出す人」と「頑張っているけど成果を出せない人」はどう評価する? 努力と評価の在り方を考える
  5. トウガラシが山を救う!? 高効果&低コスト&環境低負荷の獣害対策アイテムとは?
  6. プロ向け刈払機用ナイロンコード『テラマックス』がオレゴンから発売
  7. 【全機能無料開放中】 山林地図が3Dに!『Groundy』で山林データ管理をもっと簡単に
  8. 林業の仕事を「ゲーム」で体験!? 静岡県の林業合同就職相談会に、林業機械シミュレータが初登場
  9. 【2023年版 大型チェンソー7選】メーカーに聞く「林業向け」機種、最適な1台は?
  10. 雑草に悩む林業者必見! 知っておきたい刈払機の賢い選び方とは?

フリーマガジン

「FOREST JOURNAL」

vol.25|¥0
2025/9/2発行

お詫びと訂正

» Special thanks! 支援者さま一覧はこちら