急斜面や重機が入れない環境での効率的な木材搬出を実現! ハイブリッド式で進む林業の低炭素化
2026/08/27
カナダのT-Mar Industries社が開発したハイブリッド式電動集材機「7280E」を解説。燃料消費と排出ガスを抑えつつ高出力を実現し、林業機械の低炭素化と省メンテナンスを両立する最新技術に注目だ。
メイン画像:©T-Mar Industries
ハイブリッド式で低炭素化
世界初の電動集材機が完成
カナダ・ブリティッシュコロンビア州キャンベルリバーの林業機械メーカー・T-Mar Industries社は、世界初とされるハイブリッド式電動集材機「7280E」を開発した。集材機は急傾斜地など重機が入れない現場で丸太を搬出する架線集材の中核機械で、同社は5年をかけて本機を完成させた。
©T-Mar Industries
7280Eは電動とエンジン動力を最適に組み合わせ、従来の機械的連動方式とは異なる駆動システムを採用。高出力で操作性に優れ、燃料消費と排出ガスを抑えつつ、メンテナンス負荷も低減する。さらに、エンジンは常にクリーン燃焼域で稼働し、黒煙の発生も抑制。低炭素化が求められる林業機械の新たな選択肢として注目されている。
DATA
文/Ellis
FOREST JOURNAL vol.27(2026年春号)より転載















