注目キーワード

イノベーション

林業のデジタル化・自動化が加速! 林業DXを進める欧州プロジェクトの最新動向

オーストリア・グラーツ工科大学などが主導する林業DXプロジェクト「AutoForst」が始動。丸太積載の完全自動化や危険区域検知センサー、ドローン活用などにより、安全性向上と省力化を実現。欧州林業の未来を解説する。

メイン画像:©TU Graz

林業をデジタル化・自動化
オーストリア発プロジェクトが始動

オーストリア・グラーツ工科大学などの大学と企業による共同チームは、林業バリューチェーンの安全性向上と省力化を目的に、COMETプロジェクト「AutoForst」を本格始動した。

4年間・600万ユーロ(約11億円)規模のプロジェクトで、既に丸太のトラック積載を完全自動化するクレーンを開発した。

現在は、危険区域検知センサーの開発が進んでいる。作業員は危険区域に入る必要がなく、外部から安全に監視できる仕組みだ。

他にも、森林物流のデジタル化や、伐採木の種類・品質・直径データをリアルタイムで管理・追跡可能にするシステム、病害木を特定するドローン活用などを研究している。熟練人材不足の課題解消にとどまらず林業の魅力向上も狙い、欧州林業のデジタル化を加速させる先進的なプロジェクトである。

DATA

オーストリア・グラーツ工科大学などの大学と企業による共同チーム


文/Ellis

FOREST JOURNAL vol.27(2026年春号)より転載

林業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. 【2025年版 チェンソー7選】メーカーに聞く「林業向け」機種、最適な1台は?
  2. ベテランフォレスターが徹底比較! 現場目線で語るアイテム試着レビュー【ヘルメット編】
  3. フリーマガジン「フォレストジャーナル」最新春号 3/2発行!
  4. プロ向け刈払機用ナイロンコード『テラマックス』がオレゴンから発売
  5. 林野庁の重点施策① スマート林業が実装段階へ、技術で打破する生産性の壁
  6. 林野庁の重点施策② 環境価値を現金化する、カーボンクレジットによる新収益モデル
  7. 【フランス林業最前線②】 ソローニュの森 ――林業と狩猟で生態系を守り継ぐ――
  8. ベテランフォレスターが徹底比較! 現場目線で語るアイテム試着レビュー【防護パンツ編】
  9. 環境省、クマの個体数を全国調査 6月下旬から東北地方で実施
  10. 【木材破砕機・チッパー5選】素材生産者必見! メンテナンスの頻度やサポート体制は?

フリーマガジン

「FOREST JOURNAL」

vol.27|¥0
2026/3/2発行

お詫びと訂正

» Special thanks! 支援者さま一覧はこちら