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廃材やおがくずを建設資材に再生! アメリカ発、環境に優しい3Dプリンター技術に期待

アメリカ・アイダホ大学が研究中の、3Dプリンターを使った技術を紹介! 木材廃棄物の削減・環境負荷の軽減ができる新たな技術として期待が寄せられている。

メイン画像:©University of Idaho

廃材やおがくずが建設資材に!
3Dプリンティング技術

アメリカ・アイダホ大学の研究チームは、3Dプリンターを用いて木材廃棄物を建設資材に再生利用する技術を研究している。

この技術コンセプトでは、3Dモデルデータから材料を層状に積み重ねて造形する「積層造形プロセス」を活用、木材廃棄物を材料として3Dプリンターで壁面パネル、床材、屋根パネルを量産することを想定。

研究チームは、廃材やおがくずと結合剤を材料に用いた3Dプリンティング技術の開発に成功し、現在、結合剤の改良や専用3Dプリンターの設計・開発をすすめている。

2021年9月にはアメリカ国立科学財団から約400万ドル(約4億6000万円)の助成金を獲得。木材廃棄物を削減し、環境負荷を軽減する新たな技術として期待が寄せられている。

アイダホ大学ホームページはこちら




文:松岡由希子

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