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新型コロナウイルスが発生した際のガイドラインが公開! 林業従事者にできることとは

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、政府は林業経営体(森林組合、素材生産者、自伐林家など)で感染者が発生した場合の基本ガイドラインを公開した。今、私たちには何が求められているのだろう。

注意すべきは「3密」は
車内と休憩小屋

政府は3月13日、林業経営体で新型コロナウイルスが発生した際の基本ガイドラインを公開した。同ガイドラインでまず呼びかけられているのが、クラスター(集団感染)を防ぐための予防対策の徹底だ。体温の測定と記録、発熱時の自宅待機、マスクの着用、咳エチケット、手洗いの徹底など、このあたりは他の業界とも共通した基本的な対策だ。
 
さらにガイドラインでは、林業の現場において、集団感染のリスクを高める「3密(密閉、密集、密接)」が揃う状況として、「作業現場への移動や休憩で用いる車内」と「休憩小屋」を掲げ、定期的な換気を訴えている。食事などにも利用する場所なだけに、一層の注意を払うべきだろう。
 

作業班間の接触に要注意

万が一、新型コロナウイルスの感染者が発生した場合は、各事業体には保健所に連絡の上、濃厚接触確定のための調査などへの協力が求められる。また必要に応じてアルコールなどによる施設の消毒も行わなければならない。
 
感染者だけではなく、濃厚接触者についても14日間の出勤停止と、健康観察の実施が求められる。仮にひとりの従業員が感染した場合でも、作業班の全員が濃厚接触者と判断される可能性は高い。
 
したがって業務の継続性を確保するには、同ガイドラインが喚起するように、現時点から作業班同士の接触や、作業班間の作業員の入れ替えなどを最小限に抑えておく必要があるだろう。すべての作業員班が同時に濃厚接触者となるリスクを低下させるためだ。安全教育や朝礼を、作業班ごとに行うなどの対策が求められる。
 


たったひとりの感染でも
死活問題に

現時点ではコロナウイルスの感染者は都市部に集中しているものの、感染者がひとりでも発生すれば一気に業務が継続できなくなる可能性もある。
 
まだまだ寒い地域も多いため、喚起をためらってしまうことも少なくないはずだ。現場作業中にマスクを着用するのは、骨が折れるだろう。それでも今、一人ひとりが自分ごととして予防対策を徹底することが、改めて求められている。


TEXT:松田敦

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