注目キーワード

イノベーション

次世代の森林モニタリングを巡る国際会合が開催。AI活用で森林成長と炭素吸収量の可能性を探る。

FAOやIPCC、大学研究者らが参加した国際専門会合では、AIとリモートセンシングを活用した森林モニタリング手法が議論された。パデュー大学のMATRIXモデルをはじめ、地上観測・衛星データ・政策情報を統合する新たな評価アプローチに注目が集まった。

メイン画像:©FAO 2025

森林モニタリングにAI活用
専門研究会合がローマで開催

国連食糧農業機関(FAO)の林業委員会と米国パデュー大学は6月、「AIを活用した森林成長率と炭素吸収量の評価に関する専門家ワークショップ」をローマで開催した。

この会合ではFAO、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)、グローバル森林観測イニシアチブ(GFOI)などの専門家が集まり、人工知能によって森林モニタリングと炭素会計をどのように革新できるかを話し合った。

また、パデュー大学の森林先進コンピューティング・人工知能研究室(FACAI)が開発した「MATRIXモデル」にもAIを一層活用し、地上観測、リモートセンシング、政策をシステマチックに統合しながら、気候変動対策の鍵となる森林成長と炭素バランスの向上をはかることとなった。

パデュー大学のジンジン・リャン氏(左)と国連食糧農業機関(FAO)のハビエル・ガマラ氏(提供:ジンジン・リャン氏)

DATA

パデュー大学


文:門脇 仁

FOREST JOURNAL vol.26(2025年冬号)より転載

林業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. 【2025年版 チェンソー7選】メーカーに聞く「林業向け」機種、最適な1台は?
  2. 【医師監修】林業従事者の9割が「身体がつらい」と回答。今日からできる対策は?
  3. 防護ズボンの「軽・快・涼」を追求! Gold Ninjaに新色登場
  4. ベテランフォレスターが徹底比較! 現場目線で語るアイテム試着レビュー【ヘルメット編】
  5. プロ向け刈払機用ナイロンコード『テラマックス』がオレゴンから発売
  6. 森林管理の労力をICTで削減! ハンディサイズの3Dスキャナーが進化
  7. フリーマガジン「フォレストジャーナル」最新夏号 6/10発行!
  8. 国産建築用材3割増へ 新しい森林・林業基本計画が始動
  9. 酷暑から身体を守れ! 事故を防ぎ、命を守る熱中症対策
  10. 雑草に悩む林業者必見! 知っておきたい刈払機の賢い選び方とは?

フリーマガジン

「FOREST JOURNAL」

vol.28|¥0
2026/6/10発行

お詫びと訂正

» Special thanks! 支援者さま一覧はこちら