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洪水被害の教訓を林業DXへ。AIで被害を可視化する洪水対策アプリ

ニュージーランドで発生した大規模洪水被害をきっかけに、研究機関と企業が連携して林業向けAIツールを開発。衛星データと機械学習により、倒木や侵食被害を迅速に把握する新たな災害対応の形を紹介する。

メイン画像:©Bioeconomy Science Institute

暴風雨による洪水被害の教訓もとに
林業向け洪水対策アプリ開発

ニュージーランドのネルソン・タスマンでは、7月の洪水で5,000haに及ぶ倒木被害が生じた。これを受けて、林業やバイオマテリアルなどの専門研究を行う国立研究機関のサイオンと、資源モニタリング企業のインドゥフォーは、洪水による林業被害の検知に役立つAIツールを開発した。

衛星データ、地理空間分析、機械学習を組み合わせたこのシステムによって、画像をAIで分析し、倒木、侵食、土砂の堆積といった被害の位置と範囲が迅速に特定できるようになる。

また、複雑なリモートセンシングデータを可視化することで、被害情報が共有しやすくなる上、被災の前と後の状況をスライド式に切り替えながら追跡調査することも可能になる見通しである。

DATA

サイオン


文:門脇 仁

FOREST JOURNAL vol.26(2025年冬号)より転載

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