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AIと衛星画像で実現する次世代森林保全。「伐採NG」の木を識別し、重要な生息地を被害から守る

カナダ・ニューブランズウィック州で進む、AIと衛星画像を活用した森林保全プロジェクト。伐採を避けるべき樹木や野生生物の生息環境を高精度で特定し、持続可能な林業の実現を目指す最新事例を紹介する。

メイン画像:©Northern Hardwoods Research Institute(NHRI)

AIと衛星画像データで
「伐採NG」の木を識別

©Northern Hardwoods Research Institute(NHRI)

カナダのニューブランズウィック州にある研究所が、衛星画像とAIを使ったきめ細かな森林保全システムの実用化に着手した。

これは同州のエドモンストンにあるノーザン・ハードウッズ研究所のチームが、古くからある森林と、重要な野生生物の生息地を守るために行っている研究プロジェクトである。

カナダ宇宙庁から25万ドルの助成を受け、衛星に備わる10個のセンサーからの画像を用いて、伐採を避けるべき広域森林や個別の木を特定する。さらに、そうした樹林で生息する野生動物を守るため、空洞のある木、枯れ木、倒木などを特定・分析し、周囲に緩衝帯を設けるといった対策に役立てる。

プロジェクトは2026年3月までに試験実施される予定だ。

DATA

ノーザン・ハードウッズ研究所
参照元:CBC掲載ニュースはこちら


文:門脇 仁

FOREST JOURNAL vol.26(2025年冬号)より転載

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