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【スウェーデン発】フォワーダが自律走行し、自動で丸太を回収? 林業で進むオートメーション化

よりスマートな林業作業を目指すAOROプロジェクトがフォワーダで丸太を収集するシステムを開発。高度なセンサーとロボット工学を駆使して自律走行、丸太を識別、クレーンでトレーラーに搭載する一連の作業を実行する。

メイン画像:©Skogstekniska klustret

丸太の集材を自動化!
フォワーダが自律走行できる技術を開発中

森林管理の先進国スウェーデンでは、森林にもオートメーション化が進出してきている。

中でもルレオ工科大学、スウェーデン農業科学大学、森林技術クラスターの共同プロジェクトAOROは、フォワーダが林道を自動走行し、丸太を識別・スキャンし、自動クレーンで回収し、トレーラーに積み込む、林業における最も過酷で危険な作業を担う移動型自律システムの開発に取り組んでいる。

これまでは機械の自律運転のみや、丸太やその他の物体の検出のみなど、個別の作業が実装されてきていたが、最近の研究の成果により、これらすべての一連の流れの自動化が実行できるようになり、積載式の集材作業車、フォワーダでの実装が可能になった。

スウェーデンは森林道路の地図が整備され、伐採現場を衛星で追跡することができるため、このシステムに理想的な環境が整っている。あらかじめ決められた順序通りの作業であれば、オペレーターの監視はほとんど必要ない。

ゆえにこの新しいシステムは、森林労働者をいくつかの危険な作業から解放するものとして注目されている。そればかりではなく、苗木の植え付けなど他の自律的な作業にも応用できる可能性が追究されてもいる。

開発者はさらに、積雪地帯や野生生物が多く生息する地域など、より過酷な環境での性能向上にも注力を続けている。このAOROの新しいイノベーションは、最終的には、労働コストを削減し、環境への負担を軽減し、世界中の林業労働者の作業中の安全性を高めることを目指している。


文:靴家さちこ
監修:Pedro La Hera

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