アマゾン再生で森林クレジットを創出。気候変動対策と経済的持続性を両立する新ビジネスモデル
2025/08/19

ブラジルのスタートアップ・Mombak社がアマゾン熱帯雨林の再生に挑む。原生種の植林でCO₂を吸収し、森林クレジットを創出。気候変動対策と経済的持続性を両立する新ビジネスモデルが国際的に注目されている。
アマゾン再生で
森林クレジットを創出
ブラジルの森林再生スタートアップ企業・Mombak社は、アマゾン熱帯雨林の再生を通じて二酸化炭素の吸収量に応じた森林クレジットを創出している。
同社は荒廃した土地に原生種の樹木を植林し、大気中の二酸化炭素を吸収。発行される炭素クレジットは、企業のカーボンニュートラル戦略やESG投資に活用されている。同社は投資家から複数回の資金調達に成功しており、科学的な植林手法と現地コミュニティとの連携を重視したプロジェクトを展開中だ。
本取り組みは、森林保全、気候変動対策、経済的持続性を同時に実現する新たなビジネスモデルとして国際的に注目され、森林クレジット市場や地球環境政策への波及効果が期待されている。
DATA
文:Ellis
FOREST JOURNAL vol.24(2025年夏号)より転載