【世界初】驚異的な加速力を持つ「インジェクション搭載チェンソー」が登場!
2019/09/30
株式会社スチールが、2019年10月1日より、チェンソーの新モデル『MS 500i / MS 500i W』の販売を開始する。インジェクションを搭載したことで、操作性やパワーにどんな強みが生まれたのだろうか?
エンジンチェンソーの
「新たな時代」
過去、様々な革新的技術を製品に取り込み、業界のリーダーとして確固たる地位を築き上げてきたSTIHL。今回、世界で初めて「電子制御フューエルインジェクション」を搭載したエンジンチェンソー『MS 500i』が販売される。
「電子制御フューエルインジェクション」は、インジェクションバルブを通して、直接クランクケースに混合燃料を噴射する技術だ。その利点はトルクの向上のみならず、エンジンの加速性能が飛躍的に向上し、チェンスピードが0km/hから100km/hに達するまで、わずか0.25秒という驚異的な加速力。
また、軽量化を意識したデザインとそのエンジンパワーにより、これまでのチェンソーでは得られなかった、1.24kg/kWという圧倒的なパワーウェイトレシオ※1を達成している。プロフェッショナルユーザーにとって、この加速力とパワーウェイトレシオは、作業効率の飛躍的な向上に寄与するに違いない。
さらに、エンジン始動が簡単なのも特長のひとつ。これまでのようなスタートスイッチやチョークレバーの操作は不要で、燃料ポンプを数回押してスターターを2~3回引くだけと、手順は極めてスムーズだ。始動後は暖機運転を必要とせず、各種センサーにより温度などの周辺環境を測定。標高や気温の高低などの作業条件に左右されることなく、エンジン始動後すぐに最適な出力を得ることができるのだ。
※1 パワーウェイトレシオは、1kWが支える質量(kg)のこと。この数値が低いほど、加速性に優れる。
優れたバランスで
扱いやすく、疲れにくい
『MS 500i』は、軽量スプロケットカバーや、コンパクトに設計されたエンジンユニットを採用しているため、同排気量帯のチェンソーと比較しても非常に軽量で扱いやすい。
また、ジャイロ効果を低減するデザインのフライホイールや、そのフライホイールとクランクシャフトのバランスを最適化する設計により、作業時の機械の取り回しが良い。これは特に、機械の向きを激しく変える枝払い作業時に威力を発揮してくれそうだ。
使いたい時すぐにエンジンを始動でき、少ない疲労で快適に作業ができる。『MS 500i』は、まさに時代の最先端を行く、革新的なモデルといえるだろう。
<製品仕様>
モデル:MS 500i / MS 500i W
エンジン:2-MIX エンジン+STIHLインジェクション
排気量:79.2cm3
出力:5.0kW
最大トルク:5.4Nm
質量※2:6.2kg/6.3kg
パワーウェイトレシオ:1.24kg/kW / 1.26kg/kW
振動値:(左)4.2m/s2 (右)4.0m/s2
ガイドバー長:50cm
希望小売価格(税別)(2020年4月1日現在):245,000円 / 259,000円
※2 燃料、ガイドバー、ソーチェンを含まない質量。
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