注目キーワード

イノベーション

ブラジル企業が開発! IoTとAIを活用した森林モニタリングシステムがスゴい

ブラジルのスタートアップ企業が、先端技術を使った森林モニタリングシステムを開発。すでに海外の一部林業地帯では、このシステムが導入されている。

樹高や胸高直径を計測し、
森林資源の状況を解析!

ブラジルのスタートアップ企業「ツリーヴィア」によって開発された『スマートフォレスト』は、IoT(モノのインターネット)と人工知能(AI)を活用した、森林向け遠隔モニタリングシステムだ。


Treevia Forest Technologies

サンプルとなる樹木に専用無線センサーを装着し、その樹高や胸高直径などを定期的に計測。測定データはクラウドサーバーに集約され、衛星データ、気象データ、地理データなどと統合したうえで、機械学習(ML)アルゴリズムが林業地ごとの森林資源の状況を解析する仕組みだ。

『スマートフォレスト』にはタブレット端末などを介してどこからでもリアルタイムでアクセスでき、樹木の成長レベルや健康状態など、森林資源の状況をいつでもリアルタイムでモニタリングできる。

これまでに、ブラジルのマホガニー林やチーク林などでこのシステムが導入されている。


Treevia Forest Technologies

 

DATA

Treevia Forest Technologies


TEXT:Yukiko Matsuoka

林業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. 【2025年版 チェンソー7選】メーカーに聞く「林業向け」機種、最適な1台は?
  2. ベテランフォレスターが徹底比較! 現場目線で語るアイテム試着レビュー【ヘルメット編】
  3. モンベルの2025秋冬・最新林業用品をチェック!視認性を高める配色や機能性に優れた道具を紹介
  4. 「頑張って成果を出す人」と「頑張っているけど成果を出せない人」はどう評価する? 努力と評価の在り方を考える
  5. トウガラシが山を救う!? 高効果&低コスト&環境低負荷の獣害対策アイテムとは?
  6. プロ向け刈払機用ナイロンコード『テラマックス』がオレゴンから発売
  7. 【全機能無料開放中】 山林地図が3Dに!『Groundy』で山林データ管理をもっと簡単に
  8. 林業の仕事を「ゲーム」で体験!? 静岡県の林業合同就職相談会に、林業機械シミュレータが初登場
  9. 【2023年版 大型チェンソー7選】メーカーに聞く「林業向け」機種、最適な1台は?
  10. 雑草に悩む林業者必見! 知っておきたい刈払機の賢い選び方とは?

フリーマガジン

「FOREST JOURNAL」

vol.25|¥0
2025/9/2発行

お詫びと訂正

» Special thanks! 支援者さま一覧はこちら