【大会結果】日本伐木チャンピオンシップin鳥取 WLCへの切符は誰の手に!?
2025/10/30
2025年10月18、19日に「第4回日本伐木チャンピオンシップ㏌鳥取」が開催された。林業技術と安全作業意識の向上を目的に、全国の選手が伐倒や枝払いなど5種目で腕を競った。大会上位5名が日本代表として、2026年3月の世界大会に挑む。
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2.優勝は誰の手に!?JLC大会結果
日本伐木チャンピオンシップ㏌鳥取
が開催!
「第4回日本伐木チャンピオンシップ㏌鳥取」は、2026年3月にスロベニアで開催される「第36回世界伐木チャンピオンシップ」(以下 WLC)に出場する日本代表選手選考会として行われた。
「日本伐木チャンピオンシップ」(以下 JLC)は、過去に5回、2年に1回開催されてきた。しかし今回、WLCの開催時期が前倒しされた事から「第4回日本伐木チャンピオンシップ㏌鳥取」が、JLC公認の日本代表選手選考会となった。
JLCは、「林業技術及び安全作業意識の向上」「林業の社会的地位向上」「林業関係者・NPO等の森づくりへの積極的な参加」「新規林業就業者数の拡大」などを目的に、林業作業の必需品チェンソーの技術について、5つの競技種目で競う大会である。
競技は、林業の安全作業技術の向上と林業の仕事を幅広い人に広めることを目的に、チェンソーの「安全性・正確さ・スピード」を基準に5種目で行われる。
競技一覧
伐倒競技

標柱にできるだけ接近するよう、選手は3分以内に木を伐倒する。
ソーチェン着脱競技

選手はソーチェンを外し、バーの上下を入れ替えて取り付け、別のソーチェンを装着する。
※ソーチェン:チェンソーの刃の部分
丸太合わせ輪切り競技

選手は地面から7°に傾いた2本の丸太を垂直に上下から切り出し30-80mmの厚さに輪切りにする。
接地丸太輪切り競技

地面に接地している2本の丸太を上から垂直に30-80mmの厚さに切り出す。
枝払い競技

6mの丸太にまっすぐ差し込まれた30本の枝を切り払う。どの選手も共通のパターンで枝払いを競う。
優勝は誰の手に!?
JLC大会結果

大会上位入賞者5名(プロフェッショナルクラス上位3名、ジュニアクラス上位1名、レディースクラス上位1名)は日本代表選手として、スロベニアで2026年3月に開催される世界大会「第36回 WLC」に出場、世界中から参加する選手を相手にチェンソー技術を競う。
今回日本からは、
プロフェッショナルクラス
「合同会社ひのきや」 今井 陽樹さん
「有限会社矢守産業」 髙山 亮介さん
「有限会社矢守産業」 松村 祐さん
ジュニアクラス
「有限会社矢守産業」 山岡 空さん
レディースクラス
「株式会社秋山林業」 武藤 唯さん
が世界大会への出場権を手にした。
日本代表として世界に挑む5名の選手たち。その確かな技術で、世界の舞台での健闘も期待したい。














