前田製作所、ラジコン機能搭載の次世代フォワーダを発売! グラップルに乗ったまま操作可能で効率UP
2025/09/12

前田製作所の新型フォワーダ「FC560S」にラジコン機能を搭載。安全性と作業効率を高める次世代モデルが林業現場を変革する。
遠隔操作の搭載に
予想外の反響が届く
FC560S
「ラジコン機能は弊社のかにクレーンには以前から搭載され、長い実績があります。フォワーダへの搭載は安全性向上を目的としてでしたが、いざ完成すると、作業効率アップに期待する予想以上の反響に驚きました」と語るのは前田製作所(長野市)の中園さん。
簡単操作で別機械のキャビン内からからフォワーダを安全に遠隔操作できるラジコン機能。グラップルに乗ったまま丸太を積み込み、フォワーダを走らせることができる。荷台のダンプ操作も可能だ。
ラジコン機能は同社の新型フォワーダ「FC560S」に搭載された(オプション)。最大の特徴がコンパクトで使いやすいデザインの送信機と、徹底追求した安全機能だ。
コンパクトで使いやすいスイッチ配置の送信機はモニター搭載。初めてでも違和感なく遠隔操作できる。
キャビンの乗降時にも邪魔にならない送信機は、使いやすいスイッチ配置で、重機のジョイスティック感覚でフォワーダを遠隔操作できる。車体の傾斜角度や走行スピードの設定状況をモニターで確認できるほか、駐車ブレーキのオン・オフも可能だ。
「FC560S」の独自機能である登り坂でのエンスト防止機能や下り坂でのエンジン過回転防止機能などと併せて、作業の安心・安全を徹底追求した。ラジコン機能搭載の「FC560S」は次世代を象徴するフォワーダといえそうだ。
悪路走行時の乗り心地向上と疲労軽減につながるサスペンションシート(オプション)。
担当者からヒトコト!
株式会社前田製作所
産業機械本部 技術部 設計課 副課長
中園豪気さん
車体状況を監視し、危険の前に停止する最新の電子化技術は、作業の効率化と安全性向上に大きく貢献します。かにクレーンの開発で培ったラジコン技術をフォワーダに水平展開した自信作。是非体感してみてください!
DATA
FC560S
機械質量:8,760kg
最大積載量:5,600kg
全長:5,370mm 全幅:2,490mm 全高:2,760mm
走行速度(キャビン内走行レバー操作時):0~7.8km/h(低速)、0~12km/h(高速)
問い合わせ
TEL:026-292-2228
FOREST JOURNAL vol.25(2025年秋号)より転載
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