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《スウェーデントーチ》って知ってる? 自分の山林から副収入を得よう!

もし自分の山からの収入を上げようと思ったら、補助金を活用しながら搬出間伐や皆伐を行うのが一般的。しかし、もっと簡単に収入を得られないのか。今回は山林で得られる「副収入」の可能性を探る。

スウェーデントーチとは?
自然を活かしたアイテム

近年、自分の山から収入を上げようと思ったら、補助金を活用しながら搬出間伐や皆伐を行うのが一般的。しかし、ある程度の大きさの面積や、伐採に適した林齢になっていないと難しいのが現実だ。

それでも、自分の山林からの収入を考えたことはないだろうか。搬出間伐や皆伐ができなくても山林で得られる「副収入」の可能性になるものは……。 

そこで、丸太を利用した「スウェーデントーチ」を知っているだろうか? 薪ほどの大きさの丸太にチェンソーで切り込みを入れ、中心から火を灯すのがスウェーデントーチだ。民間では主にキャンプで利用され、独特の雰囲気が人気を集めている。ホームセンターやネット通販でも購入可能だ。

このスウェーデントーチを販売することによって得られる副収入の可能性を探っていこう。

■ 使用方法

使用方法はいたって簡単で、丸太の切れ込みの中に火種を入れ、着火できれば使用できる。立ち昇る火を眺めてもいいし、丸太の上に鍋などを載せて簡単な調理も可能だ。例えばキャンプで定番のカレーなどは作れるだろう。火力は十分で、シンプルな加熱調理に向いている。最終的には全て燃えて無くなってしまうため、ずっと丸太の上に調理器具は置けない。うっかり忘れてしまわないように注意が必要だ。

どんなニーズがある?
スウェーデントーチの可能性

販売先は、道の駅やフリマサイトなどが考えられる。今現在では、ひとつ1,000円ほどから販売されており、作り込みようによっては4,000円程の値段が付くものまで存在する。

ひとつから利益を1,000円生み出せたら、10本で10,000円。山への往復の時間、加工から乾燥、道の駅などへの出品作業など、手間はかかるが、自分の山から現金収入が得られるというのは、嬉しいものである。


このトーチは、チェンソーが使えなくても作れる。

使用する丸太のサイズは、小さいものだと直径10cm程度のため、見よう見まねでも伐採できる大きさである。サイズからすると、電動のチェンソーでも作業可能だ。自分の山から採取して、道の駅などで販売する。十分に可能性が考えられる副収入となるだろう。



自分の山の木からでも
気軽に制作可能

スウェーデントーチの制作方法を紹介しよう。

簡易的なものであれば、チェンソーで丸太に十字や6等分になるように切り込みを入れたら完成する。これだけでも、1,000円ほどで販売できるだろう。

もし付加価値をつけるとする場合は、以下の工夫が考えられる。

・乾燥させて火の付きをよくする(何年間乾燥させていると明示する)
・中央や横にドリルで丸い穴を空け火の立ち上がりを良くする
・さまざまな樹種を販売する

例えば樹種が違えば燃えたときの香りが違ってくるし、皮つきで使用すれば見た目の違いも楽しめる。色々と工夫して、副収入につなげてみるのが面白いと思う。

トーチの制作時
注意することは?

基本的には安全に関わることに注意が必要。規則として守らなくてはならない点も要チェック。

伐採しなければいけない

第一の注意点は、伐採作業が伴う点だ。基本的にはチェンソーを使うので、危険とは隣り合わせである。

しかし、前述のとおりスウェーデントーチで使う丸太は小径木だ。あなどってはいけないものの、大径木を扱うよりは大きな事故は起こりにくい。チェンソーに慣れていることが大切な要素だ。

初期投資がいる

初期投資がいる点も考えなければいけない。チェンソーと防護衣を用意するのにはお金がかかる。全くお金を使わずに始められないのが、山菜採りとの違いである。

しかし、普段から林業に携わっている人であれば、初期投資は不要。

また、スウェーデントーチ制作の前提条件として、車を持っていることを想定している。山からの運び出しや、販売先への運搬などに使用するためだ。車を所持していない場合、中古車などを求めることになり、費用を回収するまでには時間がかかってしまうだろう。

乾燥が必要である

丸太は伐採直後は、水分を多く含んでいて燃えにくい。特に着火に苦労してしまう。冬から春に伐ったものであれば、夏ぐらいまで軒先などで乾燥させると十分に燃えてくれるのは筆者が実証済みだ。

薪は冬に伐って夏の間は乾燥させ、翌冬以降に使用する。薪と似たように、スウェーデントーチも乾燥させる必要があるだろう。

伐採届も忘れずに

伐採に自信がない人は、折れて落ちている木を探す手もある。林のなかで折れている木を発見できれば、伐倒の必要もない。しかし、風や雪で折れて落ちている木を使うには問題ないが、伐採を行う場合は伐採届が必要だ。

出さなかった場合、無許可伐採となってしまうので、きちんと提出しよう。



自分の山林から
副収入を得よう!

自分の山の手入れをしながら、トーチへと変貌させて副収入を生み出す。そんな可能性を秘めているのがスウェーデントーチだ。収入が入れば、自分の山に関心を持ってくれるのではないかと考え、紹介させてもらった。気になる人は、早速今日から山へ行ってみよう!


文/きょうわか

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