注目キーワード

イノベーション

運転席は必要ナシ……!? 世界初、木材を運ぶ「自律走行型電気トラック」が登場

スウェーデンで、驚きの最新トラックが開発中だ。ドライバーによる運転は不要で、オペレーターの遠隔操作でトラックが動く仕組み。公道を走る日も近いかもしれない。

険しい林道をスムーズに走る!
地球に優しい”運び屋”

『ティーログ』は、スウェーデンのスタートアップ企業「エインライド」が開発する世界初の木材運搬用自律走行型電気トラックだ。


Einride

ドライバーによる運転操作を必要とせず、オペレーターが遠隔で操作する仕組み。高度なナビゲーションシステムが誘導する最適なルートに沿い、搭載されたカメラやレーザーレーダーなどを使って、常時、周囲の状況を把握しながら、起伏のある曲がりくねった林道をスムーズに走行する。


Einride

全長7338メートルと、一般的な木材運搬車に比べて小さいが、運転席がない分荷台が大きく、最大積載量は16トン。電気をエネルギー源とするため騒音や温室効果ガスを出さず、バッテリーを1回充電するごとに最長200キロメートルを最高時速85キロメートルで走行できる。

2020年までには公道での走行実験に着手したい方針だ。

DATA

Einride


TEXT:Yukiko Matsuoka

林業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. 道路脇の草刈りにも活躍! KANEKO重機の小型油圧ショベル用マルチャー「C4」
  2. 【2025年版 チェンソー7選】メーカーに聞く「林業向け」機種、最適な1台は?
  3. ベテランフォレスターが徹底比較! 現場目線で語るアイテム試着レビュー【ヘルメット編】
  4. 【林業機械展レポート】トヨタ自動車、狙った方向へ木を伐倒するレーザーマッピングを開発
  5. フリーマガジン「フォレストジャーナル」最新秋号 9/2発行!
  6. 【2023年版 大型チェンソー7選】メーカーに聞く「林業向け」機種、最適な1台は?
  7. クマとの遭遇、そのときどうする?
  8. トウガラシが山を救う!? 高効果&低コスト&環境低負荷の獣害対策アイテムとは?
  9. 【林業機械展レポート】有害物質が少ない2ストロークエンジン専用の混合済み燃料「ASPEN2(アスペン2)」
  10. 【林業従事者必携!】害虫・クマ対策アイテム6選。森の危険から身を守り、作業を安全に

フリーマガジン

「FOREST JOURNAL」

vol.25|¥0
2025/9/2発行

お詫びと訂正

» Special thanks! 支援者さま一覧はこちら