【林業機械展レポート】新宮商行、高い耐久性と信頼性のPONSSEハーベスタヘッドを展示
2025/10/30
10月4日(日)~5日(月)に宮城県石巻市で「みやぎ2025森林・林業・環境機械展示実演会」が開催された。林業機械の総合メーカー・商社の新宮商行は高い耐久性と信頼性が特徴のPONSSEハーベスタヘッドを展示した。
過去最高の91社が出展
現場さながらの実演を披露
フォレストジャーナルもブースを出展(宮城県石巻市)
森林・林業・環境機械展示実演会は一般社団法人林業機械化協会が主催して1981年から開催している。協会会員のメーカーなどが開発・改良した機械や輸入した機械を多数展示・実演するのが特徴だ。今年度は、第48回全国育樹祭の開催記念行事として宮城県と共催で開催した。
この展示実演会は、屋外で現場さながらの実演を披露する国内最大規模の森林・林業・環境機械の展示実演会である。関係者や一般の方々にその性能を紹介するとともに、森林・林業・環境機械の普及とその安全使用を促進することを目的として開催している。
今年度は、これまでで最高の91社が出展し、高性能林業機械をはじめとして、チェーンソー、刈り払い機、林内作業車、木材破砕機のほか、森林バイオマスの有効活用のための機械やチェーンソー防護衣などの安全装備といった幅広い分野のソリューションが披露された。
高い耐久性と信頼性の
ハーベスタヘッド
新宮商行の展示ブース
新宮商行は、林業機械の総合メーカー・商社として、川上から川下までの一貫した品ぞろえを目指している。
造林伐採用のチェンソー、刈払い機をはじめとして、ハーベスター、グラップルなどの高性能林業機械、さらには薪割り機、薪製造機などの各種加工機械まで幅広く輸入、製造販売している。木材事業では世界各地から製材を輸入し、国内ユーザーのニーズに合わせて継続的に安定供給を行っている。
また木材製品の生産も手掛けており、世界に向けた販路拡大を強化している。
展示ブースでは、油圧ショベルベースのポンセハーベスタヘッドH6と8輪式フォワーダWisentの実演を行った。ポンセハーベスタヘッドの最大の特徴は、高い耐久性と信頼性である。頑丈な構造、高精度の計測システム、力強い送材と鋸断、作業とメンテナンスの効率を高める本体各部とコントローラーの機能を兼ね備えている。日本製の油圧ショベルとのマッチングも良く、国内のすべての主要建機メーカーで導入実績がある。
ポンセフォワーダは、8輪または10輪を備え、起伏の激しい林内の地形の走行に優れた林業専用機だ。 安全で快適なキャビンと高性能のコントロールシステムは、オペレーターの負担を軽減させ、作業の効率化につながる。
DATA
取材・文/フォレストジャーナル編集部















