「なぜ今まで無かった」常識を覆す”付け替え”で、今あるトップハンドルを高性能化!
2022/10/14
小排気量モデルやバッテリー式モデルといった『トップハンドル』を高性能化する手段として、カッティングシステムの付け替えが注目されている。ここでは、作業効率を飛躍的に上げたユーザーの体験談を聞いてみよう。
トップハンドルソーの
切削スピードが段違いに
「トップハンドルは小回りが利いて便利だが、どうにも性能が不十分」……それが一般的なトップハンドルの評価ではないだろうか。
そんな常識を覆したのが、オレゴンが2020年に販売を開始した『スピードカットナノ』。
中型機に使用される325ピッチをそのままに各部をダウンサイズ化した、小排気量モデル・バッテリー式モデルに最適化されたカッティングシステムだ。
この『スピードカットナノ』を多用することで作業の大幅な効率化を実現しているのが、埼玉で熊倉林業を営む空師・熊倉純一さんだ。熊倉さんは本業のかたわら、オレゴンの社外プロダクトアドバイザーを務めている、プロ中のプロである。
「市販前にテストとして使い始めたのが3年前。すぐに『なんで今まで無かったの?』って思いましたね。それくらい軽々と切れるようになるんです。1クラス上のチェンソーと錯覚するほどの切削スピードを得られて、樹上での作業が圧倒的にスムーズになります。
作業中のチェーン落ちなどのトラブルから解放されるのも隠れたメリットで、作業効率が飛躍的に上がりました。より切れるようになるからチェンソー本体への負荷も減りますし、燃料消費も減っているように感じます。
今では、一番必要なカッティングシステムになりました。疲れにくくなるので、従業員にも好評です。今では全てのトップハンドルに『スピードカットナノ』を搭載したほどです」。
『スピードカットナノ』に付け替えることで、中型機で使用されている325サイズのチェーンをトップハンドルで使える。だから、ある程度太さのある硬木でもトップハンドルで対応できる。枝の整理作業など幅広い用途でメリットを享受できる。
現在のところ、『スピードカットナノ』に付け替えできるトップハンドルはハスクバーナとスチール製である。対象製品をお持ちの方は、ぜひ導入を検討してほしい。また、来年からは国産のチェンソー用が販売開始予定。今後のラインナップ拡充にも期待したい。
ユーザーからヒトコト!
熊倉林業
熊倉純一さん
「『スピードカットナノ』に付け替えると、切れ味が1ランク上がります。樹上での作業が圧倒的にスムーズになるので、トップハンドルを使うあらゆるユーザーにオススメです!」
DATA
スピードカットナノ
世界初の325サイズのロープロファイルチェーンを採用したカッティングシステム。極めて浅い“あさり”が中型機並みの切削スピードを実現する。耐摩耗性、防錆性能、耐久性も申し分ないプロ仕様だ。
問い合わせ
オレゴンツールジャパン株式会社
TEL:045-682-4433
文:川島礼二郎
写真:都築大輔
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