注目キーワード

機械・ツール

木材向け最新SCMソリューションに期待! 英スタートアップ企業&国際非営利団体が開発

林業におけるサプライチェーンは極めて複雑だ。そこで、イギリスのスタートアップ企業と国際非営利団体が共同開発! ブロックチェーンを活用した、情報一元管理ソリューションが登場している。

 

ブロックチェーンを活用した
世界の最新SCM技術

「TimberChain」にログインした際のデモ画面

「ティンバー・チェーン」は、国際非営利団体プリファード・バイ・ネイチャーとイギリスのスタートアップ企業iov42によって開発された木材のサプライチェーンを可視化するソリューションだ。

ブロックチェーン技術と第三者認証、木材市場の知見を組み合わせ、木材のサプライチェーンにまつわるすべてのデータをリアルタイムで記録して安全に一元管理し、森林管理者から木材加工会社、木材輸出業者、材木店まで、あらゆるステークホルダーに共有できる

マレーシアの大手木材輸出業者カール・ロノーでこれを試験的に導入したところ、サプライチェーンの透明性と安全性が向上した。「ティンバー・チェーン」は今後、木材や農産物に幅広く活用される見込みだ。

国際非営利団体
「プリファード・バイ・ネイチャー」HP

©Iov42


文:松岡由希子



関連記事

林業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. フリーマガジン「フォレストジャーナル」最新春号 3/29発行!
  2. ベテランフォレスターが徹底比較! 現場目線で語るアイテム試着レビュー【ヘルメット編】...
  3. 【2023年版 大型チェンソー7選】メーカーに聞く「林業向け」機種、最適な1台は?...
  4. ベテランフォレスターが徹底比較! 現場目線で語るアイテム試着レビュー【防護パンツ編】...
  5. 安全性・効率が上がる 林業専用フォワーダ、登場!
  6. KANEKO重機が林業展で薪割り機を発売! モデルチェンジでさらに使いやすく進化!?...
  7. 【2024年最新】データで見る林業の労働災害の現状
  8. 『きちんと応募がくる』林業専門の求人サイトRINDOがオープン! なぜ今、開設?...
  9. 森林認証制度「PEFC」と「FSC」の違いって何? 特徴や取得方法を徹底解説
  10. 木を食べる&木で調理する! 「味覚」から考える木材活用法が続々誕生中...

フリーマガジン

「FOREST JOURNAL」

vol.19|¥0
2024/3/29発行

お詫びと訂正

» Special thanks! 支援者さま一覧はこちら