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【冬支度のいろは】現役林業家から学ぶ! 冬支度で用意すべきアイテム10選

山での作業を行うフォレスターにとって冬は寒さとの戦い。単に重ね着をするだけでは作業を妨げ、効率も下がる。日本列島は南北に長く、また育林作業や重機による作業で服装選びは大きく異なる。防寒対策と汗冷え対策が必要だ。

冬支度で用意するもの


キャップ
ヘルメットの中に被るものとなりますので、厚手ではない方が良いでしょう。アウトドアショップへ行くと、インナーキャップとして薄くて暖かい物がありますよ。

インナー
インナーは冬の装備で最も大事なところ。水分で発熱するアパレル系のインナーは、一見暖かいようですが発熱でかいた汗で冷えてしまうことがあるので要注意です。

ミドル
薄くて暖かいセーターやフリースが良いでしょう。暖かくてもインナーダウンは濡れてしまうと効果がなくなるので、身体を動かすような作業では注意が必要です。

アウター
チェンソーメーカーや各ブランドが出している作業着で良いでしょう。また、作業によってはさらに防寒ジャケットなどを羽織ると良いと思います。

グローブ
雪がない時は内側がフリースやボアになっている厚手の手袋、雪がある時はスキーグローブや「防寒テムレス」のような内ボアの防水手袋が良いでしょう。

パンツ
チェンソーを使わない時もチェンソー防護パンツを履くと良いのは基本ですよね。インナーとして、汗冷えしないような素材のものを履くと良いと思います。

ブーツ(靴)
真冬は地下足袋が最も辛い季節。安全ワークブーツチェンソーブーツはそれだけで暖かいです。靴下を厚手のものに変えるとさらに良いと思います。



プラス1アイテム


バラクラバ
バラクラバというのは、目出し帽のこと。重機作業などでインナーキャップをかぶっていても顔が寒い時は効果的面です。



腹巻き
寒いからといって着込んでしまうと、着膨れして動きにくくなってしまうことがあります。そんな時には腹巻きがお勧め。お腹が暖かいとかなり楽です。



温かい食事
食べ物を分解して消化する際に熱が生じるので身体を温めることになりますし、何より温かい食事は心をほっと落ち着かせてくれます。
 

監修

梶谷哲也
奈良県黒滝村森林組合で20年以上現場作業に従事している。現在は主に高所、樹上伐採を担当。15年以上、林業現場の情報を更新しているブログ「出来杉計画」も運営。


文:梶谷哲也
イラスト:岡本倫幸

FOREST JOURNAL vol.6(2020年冬号)より転載

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