こだわりぬいた「使いやすさ」でスマート林業を支える! 進化を遂げた最新ICTシステム3選
2021/01/15
森林組合導入率No.1の測量システム「ARUQ」をはじめとして、20年以上に渡って森林関連のソフトウェアを開発してきた株式会社ジツタ。そのノウハウを生かしながら、さらなる進化を遂げた同社の最新製品の魅力に迫る。
SOLUTION 1
測量をスマホ感覚で
GNSS測量システム ARUQが、Androidスマートフォン(タブレット)でも使用できるようになった。特筆すべきは、その操作性の高さだ。画面をタップするだけで測量データの登録や確認、修正ができるため、測量を効率的に進められる。PDA端末と比べて画質も大幅に向上。森林計画図や航空写真も取り込めるので、GISをそのまま持ち出したような感覚で利用できる。
DATA
対応OS:Android5.0以上(推奨機器は要相談)/データ入出力形式:SIMA、シェープ、CSV/背景地図:BMP、Tiff、GeoTiffなどを取り込み可能/連動製品:デジタルレーザーコンパス(TruPulseシリーズ)、高精度GNSS受信機(Geode、TDC150)
SOLUTION 2
木材検収はAIで
はい積みされた丸太をスマートフォンで撮影するだけで、径級から本数、総材積までを自動で測定。検収にかかるコストを大幅に削減できる。ディープラーニングを活用したAI画像認識技術を用いているため、精度は抜群。オフラインでも稼働するため、山土場での検収にも最適だ。タップ入力や音声入力も可能なので、優良材は人の手で検収したいというユーザーも安心して導入できるだろう。
DATA
対応OS:Android6.0以上/検収データを登録したメールアドレスやFTPサーバーを経由してPCへと転送できます/モバイルプリンターと接続すれば、オフライン環境でも検収野帳・配送伝票などの作成が可能です
SOLUTION 3
3Dマップで森林を見える化
ドローン撮影写真データを元に森林を3D化。林内の材積推定や造林補助事務をサポートする。これからドローンによるデータ収集を進めていきたいというユーザーにもおすすめ。最適なフライトプランを作成し、ドローンの効率的な運用を支援する。排水処理までを考慮に入れた、高度な路網設計シミュレーション機能を実装していることもポイント。
DATA
対応OS:Windows7/8/10 x64/メモリ:8GB以上(16GB推奨)/CPU:Core i5(Core i7 シリーズ推奨)/GPU:外部GPUサポート(intel HD シリーズ可)/画像解像度:1024×768以上/ソフトウェア:EXCEL推奨
INTERVIEW
名古屋営業所
勝野真莉菜さん
オールインワンならではの
使いやすさをお届けします。
弊社製品の最大のこだわりは「使いやすさ」です。森林GIS「Assist」シリーズと測量システム「ARUQ」の両方を手がけるのも、データのコンバートなどにわずらわされず、シームレスに業務を進めてほしいと考えるから。
おかげさまで全国の6割以上の森林組合さまで「ARUQ&Assist」をフルパッケージでご利用いただいています。そうやって日々、弊社のプロダクトを事業に活用してくださるみなさんこそ、私たちの何よりの財産です。
路網シミュレーションをはじめとしたAssistZのオプション機能や、画像認識による木材検収システムも、みなさまの要望に沿って開発されたものにほかなりません。これからも「ジツタにしかできないものづくり」で日本の林業を支援させていただきます。
問い合わせ
株式会社ジツタ
TEL:089-931-7175
文:福地敦
写真:沼尻年弘
FOREST JOURNAL vol.6(2020年冬号)より転載
Sponsored by 株式会社ジツタ