注目キーワード

機械・ツール

生産者と加工業者をつなぐ! 「原木売買プラットフォーム」って?

ドイツで開発中の、林業オンラインマーケット『フォースティファイ』が、いよいよ試験運用を開始。木材生産者と加工業者が直接売買できる手軽さに、注目が集まっている。

2019年末までにはドイツ全土で
「原木の直接売買」が可能に!?

ドイツ西部エンゼで開発がすすめられている『フォースティファイ』は、森林所有者や森林組合、林業家などの木材生産者と、製材所や製紙所をはじめとする加工業者をつなぎ、原木を直接売買できるB2B型のオンラインマーケットプレイスだ。


Forstify

木材生産者が販売したい原木の種類や価格、強度、太さ、原産地などの情報を画像とともに投稿すると、『フォースティファイ』のオンラインマップ上に販売中の原木の情報が表示される仕組み。


Forstify

加工業者は、投稿されている情報をもとに原木の質などを評価したうえで、欲しい原木を木材生産者から直接調達できる。

『フォースティファイ』は、現在、ドイツ西部ザウアーラントの一部の森林所有者と製材所を対象として試験的に運用しており、2019年末までにはこのサービスをドイツ全土で正式にリリースする見込みだ。

DATA

Forstify


TEXT:Yukiko Matsuoka

関連記事

FORESTRISE

林業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. 「安全」を徹底追求! 急傾斜地に強い次世代フォワーダが活躍
  2. 【2023年版 大型チェンソー7選】メーカーに聞く「林業向け」機種、最適な1台は?...
  3. ベテランフォレスターが徹底比較! 現場目線で語るアイテム試着レビュー【ヘルメット編】...
  4. リグニンやセルロースのみを用いて「木製アイテム」を3Dプリント! 世界初の画期的な技術が誕生...
  5. 木を食べる&木で調理する! 「味覚」から考える木材活用法が続々誕生中...
  6. 【森林・林業・環境機械展示実演会リポート①】傾斜地や狭い林道にも対応できる高機能な林業機械...
  7. 【2024年最新】データで見る林業の労働災害の現状
  8. メーカー担当者に聞いた! チェンソーの賢い選び方
  9. 「稼げる林業の方程式」とは? 4人の林業家を通して見つけた重要ポイントを解説...
  10. LPWAから衛星通信まで!林業を支える通信技術の最新動向

フリーマガジン

「FOREST JOURNAL」

vol.21|¥0
2024/9/30発行

お詫びと訂正

» Special thanks! 支援者さま一覧はこちら