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“木を飲む ”ことで森をもっと身近に! 木の幹からつくるお茶「konoki」とは

樹木の幹と天然水だけを原料としたブレンドティー「konoki(このき)」。その製品化に向けてのクラウドファンディングが7月6日からスタートした。目標金額は150万円。3,000円からの支援が可能だ。

「木を飲む」ことで
森林や林業の活性化を

konoki」に使用される樹木の生産地は、日本でも有数の林産地として知られる三重県美杉町。地域発のプロジェクトかと思いきや、意外にもプロジェクトを立ち上げたのは立命館アジア太平洋大学(APU)の学生たちだ。
 
プロジェクトの代表を務めるのは内山浩輝さん。ソーシャルグッドな企業を志してはいたものの、当初は林業という分野に強い関心があったわけではなかった。「木」を生かした製品づくりに取り組むようになったのは「1人のきこりとのひょんな出会い」がきっかけだったという。


『konoki』共同代表の内山浩輝さん

その「きこり」とは、同プロジェクトの共同代表である三浦妃己郎さん。昭和35年創業の林業事業体「三浦林商」の3代目として樹齢約100年の森の管理などを手がける、文字通り「森の番人」だ。


『konoki』共同代表の三浦妃己郎さん

この二人のコラボレーションから生まれたのが「木を飲む」というアイデア。konokiを通じて、日常的に木にふれる接点をつくることで、森林や林業の活性化をめざす。



製品開発にあたっては、木の香りや成分を濃く抽出する特殊な技術と、あらゆる樹木の独自ブレンドで、おいしさも徹底的に追求。ほんのり甘く、後味爽やかなテイストが自慢だという。実際に試飲した人たちからも「スッキリしていてクセのない味、ごくごく飲める」「苦味や渋みがなくて飲みやすい」「清々しい木々の香り、まさに飲む森林浴です」といった声が寄せられている。
 


木の幹から作られたお茶「konoki (このき)」

 
成分調査の結果、ポリフェノールが含まれていることも判明。健康維持にも役立ちそうだ。今後はさらに精密な成分分析を通じて、ポリフェノールの種類も特定したいという。今回クラウドファンディングで集めた資金も、検査費用などに充てられる。
 
最終的には、有名ブランドのお茶にも負けない「定番茶」のポジションを目指したいという内山さん。コンビニや自動販売機で当たり前にように木からつくったお茶が売られている。そんな未来が実現すれば、きっと多くの人にとって、森は今よりも近しいものになるだろう。支援の締め切りは8月31日まで。

DATA

konoki


文:松田敦

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