デジタル×人とのツナガリで稼ぐ! IT化でビジネスチャンスを広げる話題の木材店とは
2020/08/10
「花巻おもちゃ美術館」の
3つの仕掛け
今年7月20日、マルカンビル2階にオープンする体験型木育施設。東京おもちゃ美術館と提携し、オリジナルの木のおもちゃを揃えた体験型ミュージアムだ。
2016年に閉館したマルカン百貨店のビル。この運営を小友氏が代表を務める株式会社花巻家守舎が引き継ぎ、人気の大食堂の再開とともにまちづくりの拠点としている。
1:ふらっと寄れる案内所
マルカンビル1階に設置したおもちゃ美術館を紹介するスペース。子供に木と触れ合ってもらうことで情操を豊かにし、また林業振興にもつなげていく。
2:ここでしか体験できない「おままごと」
内装に岩手産の木をふんだんに使ったおもちゃの収納スペース。同館にて営業しているマルカン大食堂の「おままごと」が体験できる。
3:隠れ◯◯を探せ!
美術館内の細部にも、さまざまな樹種の木を使っている。1つ1つの木の表情が違っていることを来館者にも知ってもらう工夫で、中にはレアな漆塗りも。
DATA
株式会社小友木材店
岩手県花巻市花城町3-50
TEL:0198-23-4331
写真:松尾夏樹(大川直人写真事務所)
文:田中敦夫
FOREST JOURNAL vol.4(2020年夏号)より転載