取得した森林データの管理を効率的に。林業DXで森林行政と地域林業を支援
2025/01/10
森林行政や地域林業を支援する『PCFIMaS for Cloud』。森林計画図や台帳の管理、伐採計画や搬出経路の共有まで、幅広い業務をクラウドで効率化する。スマホやタブレットでの利用も可能となっている。
PCFIMaSの2つのクラウド
「行政版」と「地域版」
森林行政や地域林業を支援するクラウドサービス『PCFIMaS for Cloud』。
行政版では、森林計画図(地図)や森林簿(台帳)の検索、集計、帳票作成、データ更新など森林行政における各種業務を支援。サービス提供を行うパシフィックコンサルタンツは、従来の森林GISに搭載されていた機能をクラウド環境に移行するための柔軟な提案も行う。
一方の地域版では、林業関係者の伐採計画や搬出経路、土場情報、製材情報などの共有を支援する。GPS機能が搭載されているスマートフォンやタブレットでの利用も可能で、利用者が撮影した現場の写真を簡単な操作で取り込むことができる。
地域の森林情報共有のクラウド。空間情報技術を活用し、地域の木材流通の川上から川下までを繋ぐシステムを開発。
パシフィックコンサルタンツは、自治体や森林組合の「クラウドの活用が進んでいない」「森林データを取得したものの、活用しきれない」という相談にも対応。現場に合わせた無駄のないシステム構築を提供している。
問い合わせ
パシフィックコンサルタンツ株式会社
TEL:03-6777-3001(大代表)
FOREST JOURNAL vol.22(2024年冬号)より転載