【おすすめ次世代機械3選】植栽を機械におまかせ! 苗木植栽機からハーベスタまで
2021/12/03
効率的な林業作業を実現できる、さまざまな林業機械が登場している。今回は、植栽作業を機械化する苗木植栽機、高所作業車、ハーベスタの3つを紹介する。
苗木植栽機
第一合成株式会社
苗木植栽機 柾樹
●MAIK-02[コンテナ苗木投入機構]1070×29×350mm
●重量5.6kg
●排気量:21.7cm³
●燃料タンク容量:0.5L
●使用燃料:潤滑油混合ガソリン
担当者VOICE
植栽作業をクワから機械化へ。体が楽、気持ちが楽、苗を楽々育てるをコンセプトに新しい植栽スタイルを提供したいと開発したのが柾樹です。柾樹はガソリンエンジン式で一枚刃で穴をあけます。作業者の負担の軽減と1日の植栽数の向上ができます。撹拌された土を戻すので根がしっかりと土に張った苗の生育も期待できます。
高所作業車
エイハン・ジャパン株式会社
BLUELIFT SA18
●最大作業高さ:18.0m
●最大アウトリーチ:9.3m
●本体重量1950kg
担当者VOICE
多くの林業・造園業・アーボリストの皆様からのお引き合い、ご注文をいただいております。目に留まる特徴としては、動力にエンジン、バッテリーの2系統を持つことが可能で、住宅街、公園、神社仏閣等の排気ガスや騒音を懸念される現場での使用ができる点と、本体幅が1m以下になるため搬入経路を選ばず移動させることができる点です。また、走行様式にアジャスタブルクローラを採用し、段差や悪路での走行・作業も可能にします。
ハーベスタ
株式会社新宮商行
PONSSE ハーベスタヘッド H6
●重量:1,050kg(ローテータを含まない)
●枝払いナイフ最大開口幅:650mm
●ローラー最大開口幅:600mm
●鋸断径:640mm
●推奨ベースマシン:13t以上
●必要油圧:28Mpa
●ソーモーター:32cc
担当者VOICE
フィンランドのホイール式ハーベスタ・フォワーダのトップメーカーPONSSE社から、日本で主流の13tクラス以上の油圧ショベル向けハーベスタヘッドH6のご紹介です。最大の特徴である堅牢さ、力強い送材と鋸断は、お客様より「一度ポンセを使ったら他の機械には乗れないね!」との嬉しいお声を多数いただいております。
FOREST JOURNAL vol.9(2021年秋号)より転載