小回りが効いて使いやすい! 狭い道でも活躍する一台へと昇華させるグラップルソーとは
2020/03/26
イワフジ工業が4月に発売を開始する「GS-50LSJグラップルソー」。小型のベースマシンにも取り付けられるため、さまざまなシーンで幅広く使える一台となりそうだ。
狭い道や土場での活躍間違いなし
イワフジ工業は4月、「GS-50LSJグラップルソー」の販売を開始する。
適合するベースマシンは、5~5.5t(0.16~0.22)クラス。森林作業道での間伐や、道路脇での玉切り作業、敷地面積の少ないチップ工場での木材整理など、大型重機の進入できない場所での作業に重宝しそうだ。
グラップルは固定式。掴んだ木材を一定の角度で保持できるので、「木寄せ」や「木揃え」をスムーズに行える。小型のグラップルながら保持力は十分なため、丸太の端を掴んでも安定的に「はい積み」や「積み込み」ができる。山土場で使えば、玉切りから、土場の整理、トラックへの積み込みを一台で担う万能機となるだろう。
開閉、旋回、チェーンソーの電磁弁がすべてグラップル本体に内蔵されているため、ベースマシンへの架装工事が簡単なことも嬉しいポイント。
小回りの効くグラップルソーとして、小規模事業体や、農業、造園業、チップ工場などでも活躍しそうだ。
DATA
TEXT:松田敦