ティンバースポーツの圧巻のデモも! STIHLが『MS 500i』発売記念イベントを開催
2019/10/16
STIHLが、電子制御フューエルインジェクションチェンソー『MS 500i』の発売を記念し、フォレストリーフェスティバルを開催。栃木でのイベントの模様をレポートする。
話題のニューモデルを
いち早く体験!
ドイツのチェンソーブランドSTIHLが、9月21日、栃木でフォレストリーフェスティバルを開催した。
本イベントは、10月1日に販売開始した電子制御フューエルインジェクションチェンソー『MS 500i』の発売を記念して開かれたもの。ニューモデルの魅力をいち早く体感できるとあって、会場は大いに賑わった。
『MS 500i』は、世界初のキャブレーターのないチェンソー。電子制御フューエルインジェクションによりスムーズな始動、優れた加速性、強力なパワーを発揮し、人の動きに素早く反応する操作性の良さが売りだ。
会場内には、『MS 500i』の威力を体験できるブースも! 実際に針葉樹と広葉樹の丸太を使って試してみたところ、切り込み始めた途端にチェンソーが軽くなったように感じる。
これは標高、温度、湿度などの作業条件をもとに、コンピューターが最適なエンジンパワーを出せるよう調整しているためとのこと。作業効率の向上が期待できそうだ。
その他にも、来場者による丸太の早切り大会や、ニュージーランド伐木工業会公認トレーナーであるウェイン・ジョーンズ氏による伐木デモンストレーションが行われ、『MS 500i』のスピードやパワー、扱いやすさを客観的に見ることができた。
また、STIHLがスポンサーを務めるティンバースポーツ(木こりの技術を競い合う競技)のデモンストレーションも行われた。全米チャンピオンに6回輝いたマット・クーガー氏による斧や巨大のこぎりなどを使ったパフォーマンスに、会場からは拍手がわき起こった。
さまざまな体感型コンテンツで来場者を楽しませた本イベントは、盛況のうちに幕を閉じた。多くの魅力が披露された『MS 500i』は、チェンソー世界販売台数1位を誇るブランドの名にふさわしい、最先端のモデルと言えるだろう。
なお、本モデルは昨年秋よりヨーロッパで先行販売されているが、未だ反響が大きいという。
日本でもエンジンチェンソーの新たな時代の幕開けとして話題になりそうだ。
DATA
Text:Yuka Miyadera