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ペルー・アマゾンでの森林保護に協働ロボットを活用!作業の自動化でNPO団体の活動を支援

最新技術が、森を、地球を救う時代なんだ。各国の次世代森林産業トピックから新しい林業の可能性が見えてくる?! 今回はペルーから画期的な自動化技術を紹介する。

協働ロボットで
植林プロジェクトを自動化

スウェーデンのABBロボティクスは、アマゾンの森林破壊を食い止める活動を行う非営利団体Junglekeepersの支援のため、ペルー・アマゾンの遠隔地にあるジャングルラボに、同社の協働ロボット「YuMi」を設置。

アマゾンでの作業に必要なプログラミングをシミュレーション、改良、導入し、通常は手作業で行われる、「土に穴を開ける」「種を落とす」「上から土を圧縮する」「色分けされたタグで印をつける」といった種まき作業の自動化に成功した。

作業の自動化により、Junglekeepersのボランティアは、違法伐採者を抑止するための地域のパトロール、熱帯雨林の保護に関する地元の人々の教育、成長した苗木の植樹などのより重要な作業にリソースを割くことが可能になった。ABBは、パイロットプログラムの終了後も、より長期的にJunglekeepersを支援する機会を探っていくとしている。


©ABB Robotics

 



 

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ABBロボティクス


FOREST JOURNAL vol.21(2024年秋号)より転載

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