「こがる」の切れ味をアップする、オレゴン「スピードカットナノ」を体験!
2023/03/30
小排気量モデルやバッテリー式モデルの『トップハンドル』を高性能化する手段として、カッティングシステムの付け替えが注目されている。今回は、ゼノアのトップハンドルソーに装着した使い勝手を、読者モニターが体験!
トップハンドルソーの性能アップ
縮小化したスピードカットナノ
普段使っているトップハンドルソーの性能をワンランク上げることができたら…その要望に応える製品が、オレゴンが2020年に販売を開始した「スピードカットナノ」だ。中型機に使用される325ピッチをそのままに各部をダウンサイズ化した、小排気量モデル・バッテリー式モデルに最適化されたカッティングシステムである。
ゼノアのトップハンドルソーに装着した「スピードカットナノ」。
今回、その夢のような製品の使い勝手を体験したのは、石川県の「なかの林業」。普段から効率的な施行のために、ICTツールを始めとした新しいサービスや機械を積極的に導入する、新進気鋭の林業事業体だ。
私たちが体験しました!
株式会社なかの林業
石川県白山市を中心に、森林整備、特殊伐採、造園管理など幅広く事業展開を行う。20~30代の若い社員が多く、SNSやYouTubeの運営、地域の小学校の林業体験への取り組みなど、林業の魅力を伝える発信を積極的に行っている。
普段に比べて2~3倍
切削スピードが速く感じます
体験のため、専用のガイドバーとチェーンを装着。付け替えは5分もかからず完了。
「オレゴン製品はこれまでも使っていて、長く使える品質の高さを気に入っていました。今回、普段使用している『こがる』で試せるスピードカットナノが出るということで、応募させていただきました! 使ってみると、試し切りをしただけでも、そのスピードの違いがすぐにわかりました。まず食い込みと切れ味がよく、装着前よりなめらかに、暴れることなく入っていくのが印象的です。体感では、スピードも2~3倍速いように感じます。仕事を早く終わらせたいので、スピードは重視しますし、早く切れるぶん、疲労感も少なく感じます」
▼切り比べ動画
目立てが簡単に済むので
時間短縮にもなります
体感でわかるほど、なめらかでストレスのない切り心地。
「今回、桜や雑木など色々な現場で試してみたのですが、切れ味がよく、細い枝を薄く切ったり、玉切りするのにとくに便利でした。20cm程度の立木の伐採でも問題なく使えます。広葉樹のねじれた木やしなっている竹などでは活用が難しいかもしれませんが、街路樹など造園の現場では切れ味が良いので、作業が早く終わって重宝しています」
普段使っているこがるの切削スピードがアップ。
「また、目立てが簡単に済むのも、使ってみて気づいたポイントでした。普通は刃が30個あるのに対して、スピードカットナノは23個と刃が少ない。その分、目立ての作業が2割程度時間短縮になりました。毎回行う作業なので、積み重ねで時短になるのがありがたいです。効率的に仕事を終わらせたいと思っている方に、僕たちからもオススメしたいです!」
DATA
OREGON
スピードカットナノ
世界初の325サイズのロープロファイルチェーンを採用したカッティングシステム。極めて浅い“あさり”が中型機並みの切削スピードを実現する。耐摩耗性、防錆性能、耐久性も申し分ないプロ仕様だ。
製品に関する問い合わせ
オレゴンツールジャパン株式会社
TEL:045-682-4433
写真:中西優
FOREST JOURNAL vol.15(2023年春号)より転載
Sponsored by オレゴンツールジャパン株式会社