【お助けマシン2選】日本の再造林、サポートします! 伐採・搬出など造林作業を効率化
2022/09/07
再造林が進まない要因は獣害の影響だけでなく急勾配な山々や傾斜地など日本の地形もまた、作業を阻む障壁であることは間違いない。そんな再造林において作業を効率化するおすすめお助けマシンを2つ紹介!
ウインチでスリップ防止!
伐採・搬出を安全にサポート
傾斜地での再造林を円滑に
“傾斜地”での伐採・搬出重機を用いた林業作業が可能に!
これまで傾斜地での伐採作業は重機ではなく、チェンソーを使用することが多く、作業者の労働負荷や安全性の確保が課題であった。
テザーは伐採・搬出重機をワイヤーで引っ張ることでアシスト、重機の安定姿勢を保つので、傾斜地でも安定した作業が可能だ。作業効率と安全性が格段に改善し、生産性の大幅な向上が期待できる。
●再植林時の苗木の活着や成長を妨げない
伐採機械のスリップを防止し、スリップによる土の押し固めや土壌表面が流れることを回避。伐採現場の土壌環境を保全する。
●高い稼働率だからこそ、国内メンテナンス
テザーのベースマシンはCaterpillar社製油圧ショベルを採用。油圧ショベルは国内でメンテナンスが可能となったため安心だ。
DATA
●商品名:ウインチアシスト型林業作業機械『テザー』
問/住友林業 コーポレート・コミュニケーション部
TEL:03-3214-2270
1台5役以上!?
あらゆる造林作業を
マルチにこなす造林マシン
まだまだ人力の多い造林作業を安全に省力化。アタッチメントを変えることにより、地拵え~伐根~残材処理・集材~下刈~除伐~苗・資材運搬などを一台でこなすスマートな機能とパワフルな機動力をもったマシン。
造林作業の中で最も負荷の大きい下刈には、特に効果を発揮。林地さえ整えれば、人力の約4~8倍の作業が可能になる。
ゆくゆくは、本機1台で地拵え・穴掘り・苗運搬・植栽・下刈り・除伐まで行う、多岐にわたる造林作業の一貫体系を目指している。
DATA
●商品名:多目的造林機械『山もっとモット』(CG510)
●全長×全幅×全高:3,555×1,605×2,255mm
●機械質量:2,445kg
●刈幅:1200mm
●登坂能力:35°
問/キャニコム 営業企画推進部
TEL:0943-75-2195