注目キーワード

林業者の取り組み

世界22ヶ国以上で8616万本以上の植樹に成功! ドイツ発の植林寄付型検索エンジン

持続可能な森林経営は、SDGsでも示される世界共通の課題だ。ドイツ・ベルリンで2009年に開設された「エコージア」は世界初の植林寄付型検索エンジン。現在のアクティブユーザー数は1500万人を超え、世界各地で多くの植樹が行われている。

世界で8600万本以上を植樹
植林寄付型検索エンジン

ドイツ・ベルリンで2009年に開設された「エコージア」は、マイクロソフトの検索エンジン「ビング」をベースとする世界初の植林寄付型検索エンジン。ユーザーがエコージアで1回検索するごとに平均0.5セント(約0.6円)の広告収入を得、そのうち約5割を世界各地の植林活動に寄付する仕組み。
 
ウェブサイトやモバイルアプリで提供され、アクティブユーザー数は1500万人を超える。開設から約10年で1286万ユーロ(約15億4300万円)を寄付し、ブラジルやインドネシアの熱帯雨林、チンパンジーが生息するウガンダの森林、砂漠化が進むスペインの農地など、世界22ヶ国以上9000ヶ所で8616万本以上を植樹した。


文:松岡由希子

FOREST JOURNAL vol.3(2020年春号)より転載



関連記事

林業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. フリーマガジン「フォレストジャーナル」最新春号 3/29発行!
  2. ベテランフォレスターが徹底比較! 現場目線で語るアイテム試着レビュー【ヘルメット編】...
  3. 【2023年版 大型チェンソー7選】メーカーに聞く「林業向け」機種、最適な1台は?...
  4. ベテランフォレスターが徹底比較! 現場目線で語るアイテム試着レビュー【防護パンツ編】...
  5. 安全性・効率が上がる 林業専用フォワーダ、登場!
  6. KANEKO重機が林業展で薪割り機を発売! モデルチェンジでさらに使いやすく進化!?...
  7. 【2024年最新】データで見る林業の労働災害の現状
  8. 『きちんと応募がくる』林業専門の求人サイトRINDOがオープン! なぜ今、開設?...
  9. 森林認証制度「PEFC」と「FSC」の違いって何? 特徴や取得方法を徹底解説
  10. 木を食べる&木で調理する! 「味覚」から考える木材活用法が続々誕生中...

フリーマガジン

「FOREST JOURNAL」

vol.19|¥0
2024/3/29発行

お詫びと訂正

» Special thanks! 支援者さま一覧はこちら