山中の携帯圏外でもチャット可能! 最大200km以上通信可能なデバイスとは
2021/11/12
林業の現場である山の中は、携帯電話が圏外になっている場所も少なくない。株式会社フォレストシーのGeoChat(ジオチャット)は、通信インフラが整っていない場所でもチャット通信が可能になるデバイスだ。
GeoChat(ジオチャット)
その便利な通信機能とは?
独自のLPWA無線(GEO-WAVE)を用いることで、携帯圏外でもスマホアプリを用いてチャット(双方向通信)ができるデバイス「GeoChat(ジオチャット)」。
通信インフラの整っていない完全オフラインの環境でも、端末同士の無線通信によってメッシュネットワークを構築し、スマートフォンとBLE(Bluetooth Low Energy)で接続。それにより、スマートフォンの専用アプリで、チャットや位置情報、SOSメッセージの送受信が可能になる。
サービスは『GeoChat』だけでも利用可能だが、中継機を設置すれば通信範囲がさらに広がる。見通し通信距離は最大200km以上だ。
DATA
GeoChat
●周波数:920MHz
●送信出力:250mW
●電源仕様:内蔵リチウムバッテリー(3.6V/2,875mAh)
●その他:準天頂衛星対応GNSS受信機搭載、USB Type-C充電可能
担当者VOICE
株式会社フォレストシー
芦田佑介さん
私たちは自然再生・地方創生を基本理念に、携帯圏外でも利用可能な独自の長距離無線規格「GEO-WAVE」を活用した「里山通信」事業を全国で展開しています。中山間地域での課題がございましたら、ぜひお声掛け下さいませ。
問い合わせ
株式会社フォレストシー
MAIL:fs_info@kbrains.co.jp
FOREST JOURNAL vol.9(2021年秋号)より転載
Sponsored by 株式会社フォレストシー