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スマホで簡単に樹木直径を測定! 誰でも使えるAI搭載アプリを開発

最新技術が、森を、地球を救う時代なんだ。各国の次世代森林産業トピックから新しい林業の可能性が見えてくる?! 今回はアメリカ発、AI搭載樹木測定アプリをお届け。

メイン画像:©Purdue University

AIで樹木の直径を算出する
樹木測定アプリを開発

米パデュー大学のデジタル林業研究所は、樹木測定アプリ「iフォレスター」を開発した。RGBカラーモデルとLiDAR(光による検知と測距)によって樹木の寸法と位置を正しく把握し、AI(人工知能)を用いて胸高直径(DBH)を自動算出する仕組みだ。画面上の幹をタップするだけで、任意の位置でもその直径を算出できる。

このアプリはiPhoneとiPadの一部の機種に対応し、誰でも無料で利用可能。専門家から森林所有者まで、幅広いユーザーを想定して使いやすく設計されており、樹木測定のための専用ツールを必要とせず、現場での作業の簡素化にもつながるのが利点だ。研究チームでは、機能の拡充に継続的に取り組んでいる。

問い合わせ

デジタル林業研究所


文:松岡由希子

FOREST JOURNAL vol.22(2024年冬号)より転載

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