注目キーワード

イノベーション

犬型ロボットがパトロール!? 【世界初、5G接続された森林】管理を高度化する試み

イギリスにて、5G接続された森林を活用すべく開発された、犬型ロボット。遠隔制御され、通常立ち入ることのできないエリアもくまなく巡回可能だ。5G対応のデータ処理を用いたモニタリング技術が注目されている。

メイン画像:ロビンフッド伝説の舞台として知られるシャーウッドの森で稼働するフォレストレンジャー犬。 ©Nottinghamshire County Council

5G接続された世界初の森林で
犬型ロボットがパトロール

イギリス中心部ノッティンガムシャーの国立自然保護区「シャーウッドの森」は、5G(第5世代移動通信システム)が接続された世界初の森林だ。

1000万ポンド(約15億3000万円)を投資し、2020年3月から25ヶ月間、5Gを活用した研究プログラムを実施している。2021年10月には、このプログラムの一環として、英バーミンガムシティ大学の研究チームが開発した犬型ロボットを公開した。

遠隔制御されるこのロボットは、通常立ち入ることのできないエリアをくまなく巡回し、森林周辺のデータを収集。5G対応のデータ処理を用いて森林の健康状態をほぼリアルタイムでモニタリングする。森林環境管理を高度化する新たな試みとして注目されている。

ノッティンガムシャーの公式ニュースページは
こちら!




文:松岡由希子

林業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. 【2025年版 チェンソー7選】メーカーに聞く「林業向け」機種、最適な1台は?
  2. 少ない初期投資で日報をデジタル化! 林業日報システム「KIROQ」
  3. ベテランフォレスターが徹底比較! 現場目線で語るアイテム試着レビュー【ヘルメット編】
  4. 【カーボンクレジット基礎講座】カーボンクレジットの種類とボランタリークレジットのメリットを知る
  5. 【2023年版 大型チェンソー7選】メーカーに聞く「林業向け」機種、最適な1台は?
  6. 【全機能無料開放中】 山林地図が3Dに!『Groundy』で山林データ管理をもっと簡単に
  7. プロ向け新型チェンソーが続々登場! 人気のバッテリー&大型機も充実
  8. クマとの遭遇、そのときどうする?
  9. 林業の実務教育はチームで行うべし。森林経営を支える職員教育と人材育成の重要性
  10. 第4回日本伐木チャンピオンシップin鳥取。やまびこのチェンソー『ECHO』が世界の頂を目指す!

フリーマガジン

「FOREST JOURNAL」

vol.25|¥0
2025/9/2発行

お詫びと訂正

» Special thanks! 支援者さま一覧はこちら