注目キーワード

イノベーション

EU木材界「建造環境での使用推進を」2050年CO2排出実質ゼロや脱炭素化の実現に期待大

欧州を中心とした木材業界が、建造環境での木材の使用を推進するマニフェスト「タイム・フォー・ティンバー」を発表した。気候変動問題に対して、林業業界・木材業界が持つ可能性とは?

メイン画像:フィンランドのシベリウスホール:マニフェストを提唱する欧州木材産業連合が木材活用の代表的な建造物として紹介。

 

欧州を中心とした木材業界が
建造環境への木材使用を提唱

欧州木材産業連合とイギリス木材貿易連合は、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドらの業界団体と提携し、2021年10月、建造環境での木材の使用を推進するマニフェスト「タイム・フォー・ティンバー」を発表した。樹木は成長に伴いCO2を吸収し、伐採・製材加工後も炭素としてこれを貯蔵し続けることから、気候変動を緩和する効果が期待される。

このマニフェストでは「木材は、2050年までのCO2排出実質ゼロに向けて建造環境の脱炭素化を早期かつ大規模に実現する重要な資材だ」とその意義を強調。世界の林業・木材業界に対し、新築やリノベーションで木材使用を増やすこと、木材リサイクルを推進することなどを提唱している。

HP:worldofwoodfestival.org/timefortimber




文:松岡由希子

FOREST JOURNAL vol.10(2021年冬号)より転載

林業機械&ソリューションLIST

アクセスランキング

  1. 【2025年版 チェンソー7選】メーカーに聞く「林業向け」機種、最適な1台は?
  2. 世界で加速するドローン植栽―再造林の未来を変える次世代技術の最前線―
  3. 進む花粉症対策に注目! 「菌」が花粉症を救う? スギ花粉の原因遺伝子を新たに特定?
  4. ベテランフォレスターが徹底比較! 現場目線で語るアイテム試着レビュー【ヘルメット編】
  5. プロ向け新型チェンソーが続々登場! 人気のバッテリー&大型機も充実
  6. 【2023年版 大型チェンソー7選】メーカーに聞く「林業向け」機種、最適な1台は?
  7. 【講演レポート】漁業の仕組みや動向をヒントに、林業の資源管理や人材育成について考える
  8. 今までのハーネスはNG!? 林業現場が知るべき2022年1月新規格のポイント!
  9. 様々な工夫を凝らして森林の回復を目指す! 林業家の努力と取り組み
  10. 【木材破砕機・チッパー5選】素材生産者必見! メンテナンスの頻度やサポート体制は?

フリーマガジン

「FOREST JOURNAL」

vol.27|¥0
2026/3/2発行

お詫びと訂正

» Special thanks! 支援者さま一覧はこちら