【林業機械展レポート】筑水キャニコム、造林作業に特化した多目的作業機械「山もっとモット」を実演
2025/11/12
2025年10月4日(日)~5日(月)、林業イノベーションが集まる展示会「みやぎ2025森林・林業・環境機械展示実演会」が、宮城県石巻市で開かれた。展示されたソリューションのなかから、造林作業に特化したパワフルな多目的作業機械を紹介する。
造林作業に特化した
パワフルな多目的作業機械
筑水キャニコムの展示ブース
キャニコムは、林業用・建設用の運搬車また草刈機を開発製造しているメーカーだ。「草刈機まさお」や「山もっとモット」など、どこにも負けない独創的な製品をそろえている。創業以来、“お客さま”を第一に考え、お客さまの幸せのために何ができるかを考え続けてきた。その姿勢を、“ものづくりは演歌だ”というキャッチフレーズに込めている。
「山もっとモット」は、造林作業に特化した多目的作業機械だ。林野庁の補助事業を活用して、現場のボヤキを凝縮し約3年かけて製品化した。アタッチメントを変えることにより、根株処理・下刈り・残材集材・コンテナ苗運搬などの幅広い用途に使用することができる。苗間に入り込める車体サイズ、まるで高速カンナのような4面使用が可能な刈刃、斜面での作業に配慮した設計と、すべては過酷で重労働である「造林作業」を「人力作業から機械作業へ」するために作られた「山もっとモット」のパワフルな動きを体感していただきたい。
DATA
取材・文/フォレストジャーナル編集部













