日本伐木チャンピオンシップ出場選手たち御用達の人気チェンソーをチェック!
2025/09/25

全国からの参加選手がチェンソーの技術を競う、伐木チャンピオンシップでも注目されるハイエンドチェンソー3選。大排気量のECHO、驚異の加速性能を誇るSTIHL、耐久性抜群のHusqvarna。プロが選ぶ理由と実力をチェックしよう。
JLCとは?
2014年にスタートしたJLC(日本伐木チャンピオンシップ)は、林業技術と安全意識の向上、林業の社会的地位の向上、新規就業者の拡大を目的に開催される全国大会。世界伐木チャンピオンシップ(WLC)への日本代表選手選出も兼ねており、WLC規則に準じた5種目で全国の選手が技術を競う。
ECHO「CS7330P」
本格伐倒作業から伐木競技まで使用できる、国産のハイエンドプロソー。73.5㎤の大排気量を引き出すドライブトレインで、優れた鋸断性能を発揮する。エアクリーナ周辺の粉塵をサイクロン式対流機構で強制排除し、エンジン出力維持とメンテナンス性向上を実現させた「G-FORCE」を搭載。国内初の「六流掃気シリンダー」で、高出力と低燃費・低排出ガスを両立。
排気量:73.5cm³/本体乾燥質量:6.7kg/価格:289,300円(税込)
STIHL「MS 500i」
驚異的な加速性能で大径木の伐倒と加工にぴったり。STIHLインジェクションテクノロジーにより、パワフルな作業が可能であるにもかかわらず、並外れた低排気量と軽量設計で極めて高いパフォーマンスを実現。センサー制御により最適な燃料消費に。
排気量:79.2cm³/本体乾燥質量:6.2kg/価格:50cm 328,900円(税込)/63cm 333,300円(税込)
Husqvarna「572XP」
過酷な森林作業に対応する高性能チェンソー。鋸断性は従来機に対し12%も向上。優れたエンジン冷却性能と広い表面積を持つヘビーデューティエアクリーナーで、長時間作業でもパワフルさを維持。ロングガイドバーでの高い生産性を可能にする、作業の効率化を図るのに最適な一台。
排気量:70.6cm³/本体乾燥質量:6.6kg/価格:50cm 349,800円(税込)/60cm 352,000円(税込)/70cm 355,300円(税込)
担当者からヒトコト!
日本伐木チャンピオンシップ
事務局(全国森林組合連合会)
菊地英晃さん
今年は10/18-10/19に、第4回日本伐木チャンピオンシップin鳥取が開催されます。選手の皆さんの華麗なチェンソー捌きとともに、使用マシンやウェアについても会場でぜひご注目ください!
FOREST JOURNAL vol.25(2025年秋号)より転載